ものづくり体験教室
夏休み中に、親子でものづくりを体験してもらう教室を開催しました。
ものづくりの楽しさ、大切さ、大変さを味わってもらい、将来ものづくりに関係する仕事を志望する人が出てきてくれることを願って、開催しています。
ものづくり体験教室をレポートします。
平成24年度は、「
かわさきサイエンスチャレンジ」の中で“オリジナルマイボトルを作ろう!”をテーマにものづくり体験教室を開催しました。
■開催日時 平成24年8月19日(日)(
かわさきサイエンスチャレンジの中で開催)
■参加者 小中学生202人と保護者145人の計347人が参加しました!
高津区にある
東興資材工業株式会社が作っている、お湯で縮む特殊なフィルムを使って、自分だけのオリジナルボトルを作るという体験です。
工作の内容はとても簡単です。
(1)筒状になっている特殊なフィルムに、自分の好きな絵を描きます。
(2)絵を描いた筒状のフィルムをペットボトルに被せます。
(3)ペットボトルを熱湯に浸す(ひたす)と……
(4)あっという間にフィルムが縮んでペットボトルに密着します。
(5)これで、世界に1つだけのオリジナルラベルのペットボトルが出来ました!
オリジナルラベルの下絵を
一生懸命描いています
自分の書いた絵がペットボトルになるなんて、すごい! 友達にも自慢できますね。
色も着けて個性的なラベルを
作っていきます
もちろん、中身(水やジュース)を飲み終わったあとでも、花びんやインテリアとして利用することが出来ます。
お湯に浸したらフィルムが
ペットボトルに密着! 驚きです
会場では、フィルムが縮む様子を目の前で見ることができるので、参加している親子からは驚きの声が上がっていました。
(オリジナルボトルの作り方やフィルムが縮む様子は、
東興資材工業株式会社のホームページにある動画で見ることができます)
世界に1つしかないオリジナルボトルの
完成です
お湯につけたり、熱を加えると縮むフィルムがあるなんて、不思議ですよね。
このフィルムは、皆さんが日頃飲んでいるペットボトルのラベルとしての役割はもちろん、乾電池を包んでいるパッケージなど、複数の製品をまとめる役割もありますし、製品に密着フィルムをはがすと2度と戻らないという性質も活かして、食品パッケージにも使われ、開封製品と未開封製品を区別する大切な役割を担っています。
参考:
東興資材工業株式会社ホームページ 当日は200名以上の親子が
いらっしゃいました
オリジナルのボトルを作る楽しさと、フィルムが熱で縮むことへの驚きと、フィルムが世の中のいろいろなところで使われているという大切さ、など多くのことを学べた一日となりました。
(※親子ものづくり体験教室については、毎年7月頃に市政だよりや川崎市のホームページで開催をご案内しています)